<オープン戦:中日2-1西武>◇6日◇小牧

 右肘手術から再起を期す山内壮馬投手(28)がローテ争いに残った。西武戦の2番手で登板し、3回3奪三振のパーフェクト。

 今季2度のオープン戦登板は精彩を欠き、友利投手コーチから「今日ダメならクビ!

 ニ・グ・ン!」と、ハッパをかけられたがけっぷちで結果を出した。山内は「これまで上半身が突っ込んでいたけど修正できた。3回続けてダメなら印象もよくないし開幕(ローテ)も厳しかった。内容も必要だったのでよかったです」と充実の笑顔。この日の小牧は正午の気温が7度で右肘への影響も心配されたが「不安なく投げられた」と問題なしを強調した。友利投手コーチも「アピールが届いて首の皮が一枚つながった。できるなら最初からやれよ!」と喜んでいた。