楽天上園啓史投手(29)が28日、1軍に合流した。2軍に降格した松井裕樹投手(18)に代わり、30日のロッテ戦(コボスタ宮城)に先発する。

 同球場での先発投手の練習に参加した。ダッシュやキャッチボールを終えた後は、ブルペン入り。ただ、室内ブルペンは使用せず、グラウンドのマウンドに向かった。報道陣や球団スタッフを前に、異例の“公開ブルペン”となった。「今日は、最初からここで投げようと思っていました」と、久しぶりの本拠地の感覚を確かめた。

 阪神から移籍3年目だが、楽天では未勝利。ファームでは、防御率1・50と好調を維持している。「ファームと同じように投げられれば、上でも十分やれると思っています」と意気込んだ。