<西武2-3日本ハム>◇30日◇西武ドーム

 西武野上亮磨投手(26)が6回を2失点にまとめながらも2敗目を喫した。

 粘りの投球をみせたが、2安打1死球を許して、いずれの失点にも絡んだ3番西川への投球を猛省。「西川は出してはいけないバッターなのに、出してしまいました。結果、自分の首を絞めるピッチングになってしまった。昨日の牧田さんに続いて、勝てるピッチングをしなくてはいけなかった」と、唇をかみしめた。

 それでも伊原春樹監督(65)は、試合を作った投球を評価。打線の援護なく敗戦投手となったが、「野上は1点、2点はしょうがない。今日はよく投げたんじゃないですか」と話した。