<中日7-2阪神>◇6日◇ナゴヤドーム

 阪神は2-2の同点に追いついた6回、なお1死一、三塁の場面で伊藤隼太外野手(25)が空振り三振。

 フルカウントから一塁走者今成がスタートしており、三振併殺を阻止するために捕手の二塁送球と同時に三塁走者マートンが本塁突入したが、本塁タッチアウトとなった。

 敗戦後、高代延博内野守備走塁コーチは「何もしなければ二塁でアウトになってしまう。マートンには(相手捕手が)二塁へ投げたら(本塁へ)いけとは言っていた。セーフに見えたけどな…。ただ、あの場面で、エンドランで空振りしているようではあかん」と、伊藤隼の打撃に渋い表情だった。