ロッテ里崎智也捕手(38)が12日、QVCマリンのプレスルームで引退記者会見を行った。

 試合のない日だったが、ユニホームに着替えて登場。開始1分もしないうちに感極まって涙をこぼしながらも、16年間のプロ野球生活に胸を張った。

 「入団した時は、10年できたらいいなとかぐらいで、具体的な目標はなかった。まさかここまでになれるとは思わなかった。夢って超えられるんだなと思いました」と話し、最後は晴れやかな表情で締めくくった。