阪神は25日、オリックスから国内FA宣言してメジャー挑戦を断念した金子千尋投手(31)に関する緊急会議を兵庫・西宮市内の球団事務所で行った。

 すでに参戦する意思を表しており、この日は条件面について精査。南信男球団社長は「もうちょっと調査を進める。方向性は獲得に行こうと。(ただ)もっと情報がほしい」と説明した。正式な獲得意思の表明についても「いつまでと考えていない。他球団の動向、オリックスの動向、本人の動向もある」と話し、見切り発車の速攻アタックを避ける方向だ。複数球団の争奪戦が予想され、まずは慎重に情報収集を行う。