日本ハムの2軍本拠地、千葉・鎌ケ谷で活躍中の生身の“ゆるキャラ”「DJチャス。」が、思わぬ荒天に四苦八苦した。

 18日、鎌ケ谷は雪は降らなかったが、風速10メートルを超える強風に襲われた。大きな被害はないものの、心配になったのは球場内にある「茶畑」。4月26日にファンとともに植樹した左翼ポール際にある約350本の「やぶきた茶」が、風にあおられ激しく揺れる姿を見て、居ても立ってもいられなくなった。

 「まったく吹き飛ばされるかと思ったよ。春の1番茶までには何とか持ってほしいからね。長さを測ったら62センチだった」と、強風から守るだけでなく、ちゃっかり巻き尺で成長度合いも確認。「これから、もっと寒くなると思うけど、1月は新人合同トレーニングで熱くなる。オレの季節はまだまだこれから。新人たちよ、早くおいしいお茶を入れてやるからな!」と、寒波が襲う鎌ケ谷で大事な茶畑を守りながら息巻いていた。