巨人は5日、独立行政法人国際協力機構(JICA)との間で、野球普及、振興のためのJICAボランティア事業に関する業務協力協定を締結した。

 久保博球団社長(65)が出席し、東京・港区のコスタリカ大使館内で調印式が行われた。協力期間は、東京五輪が行われる20年までを予定している。

 今後はコスタリカへの講師派遣、開発途上国で活動するボランティアが、スペイン語に翻訳したジャイアンツアカデミーのテキストを活用するなど、積極的な協力を行う。

 久保社長は「国民的スポーツである野球が、少しでも中南米との懸け橋になれば。要望があれば応えていきたい」と述べた。