オリックスの新人合同自主トレが19日、神戸市内で行われ、ドラフト4位の高木伴投手(24=NTT東日本)が初めてブルペン入りした。

 星野投手コーチらが視察する中で、捕手を立たせて24球を投じた。「ブルペンは今年初めて。今の段階でどれだけ傾斜を使って投げられるかを確認した。最初はばらついていたけど、最後はまとまってきた。まずまずだったと思う」と振り返った。

 真っすぐとフォークのコンビネーションが主な武器。社会人だった13年11月には日本代表に選出され、プロとともに台湾遠征にも参加した。昨年までオリックスで現役だった平井正史2軍投手コーチを目標にする。背番号36を受け継いだ右腕は「1年目から活躍したい。もう24歳ですから」と意気込んだ。