オリックス駿太外野手(18)が2日、ほっともっと神戸でプロ初の契約交渉に臨み、300万円増の1000万円で更改した。初体験の交渉に「緊張して体が固まった」と照れ笑いし、「思っていたよりは上がったんで良かった」と話した。

 ドラフト1位で前橋商から入団した今季は高卒新人外野手としては59年の張本勲(東映)以来、52年ぶりの開幕スタメンを果たした。30試合に出場し40打数4安打1打点。「球団からは来年もっとバッティングを鍛えてほしいと言われました。結果だけを見ると残念で悔しいけど、とてもいい経験ができた」とルーキーイヤーから大きな経験を積んだ。

 印象の残るプレーを問われると、開幕2戦目のソフトバンク戦で右飛でタッチアップした本多雄一内野手(27)を三塁でアウトにした送球を挙げていた。