来季が2年契約の最終年となる日本ハム稲葉篤紀外野手(39)が15日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持となる推定2億円プラス出来高払いでサインした。

 今季は打率2割6分2厘と不振に苦しみ、プロ17年で自己最低の打率に終わった。「今年はふがいない1年だった」。40歳を迎える来季は、2000本安打到達が懸かる。節目の記録まで残り34本。「いろいろな意味を込めながら1本1本打ちたい」と1日でも早い達成へ向け、意気込んだ。