<東京6大学野球:慶大1-1法大>◇第1週初日◇15日◇神宮

 法大・三嶋一輝投手(4年=福岡工)の力投は報われなかった。10回を7安打1失点、計150球を投げ抜いたが、打線の援護なく規定により引き分けた。しり上がりに調子を上げ、9回1死満塁では2者連続三振。延長10回は3者連続三振に仕留め、奪三振は12を数えた。三嶋は「立ち上がりはまっすぐが走らず、不安だった。後半はスライダー中心に切りかえました。負けなかったことが大きいです」と振り返っていた。