<東都大学野球:亜大1-0中大>◇第4週3日目◇16日◇神宮

 中大は1敗1分けで迎えた亜大3回戦で完封負けし、相手に優勝を譲ってしまった。4月24日の1回戦とまったく同じで、1失点完投の鍵谷陽平投手(4年=北海)の踏ん張りに打線が応えられなかった。味方は散発3安打。三塁を踏んだのも敵失が絡んだ3回の1度きりだった。

 左肘の違和感で戦線離脱中の島袋洋奨投手(2年=興南)の回復が長引いたのも痛かった。シーズン前半は亜大と首位争いを演じただけに、秋田秀幸監督(57)は「優勝テープだけはみたくなかったなあ」とこぼした。