<東京6大学野球>◇第7週2日目◇27日◇神宮◇2回戦2試合

 明大が長短20安打して立大に大勝し、3回戦に持ち込んだ。4番の小室和弘外野手(4年=昌平)は5回の二塁打から神宮1号となる本塁打、三塁打と続け最後は左前打してサイクル安打を達成した。リーグ26年ぶり史上7人目の快挙達成となった。善波達也監督(49)は「明るい話題ができてよかった」と大喜び。当の小室は「打ちたいなとは思った。でも気にせずにいけました。実感はないです」。これで打率を4割1分9厘に上げ、首位打者争いのトップを行く同僚の高山に並んだ。

 法大は東大を15-4で退けて連勝し、勝ち点3で2位を確定させた。他校が勝ち点で並んでも勝率で上回る。東大は10戦全敗に終わり、29季連続最下位でリーグワースト記録を更新した。