<東京6大学野球:法大4-3立大>◇第2週最終日◇20日◇神宮

 法大が玉熊将一投手(2年=北海)の投打にわたる活躍で立大に連勝した。9回には1点差とされ、なおも2死一、三塁のピンチを背負いながら、最後の打者を二ゴロに仕留めて逃げ切った。

 同投手にはリーグ戦3度目の先発でつかんだ初勝利、初完投。9回表には自ら左中間への大アーチを放ち、これが効いての勝利ともいえた。

 神長英一監督(53)は「(玉熊を)絶対最後まで行かせてやろうと思っていた。彼の野球にとって大きな財産を得たと思います」といって喜んだ。