全日本大学野球連盟などが主催する「冬季特別トレーニング東日本2015」が5日、川崎市内で開催された。元巨人の篠塚和典氏(57=日刊スポーツ評論家)や鹿取義隆氏(57)ら、5人の講師が大学生50人を指導した。

 今秋のドラフト1位候補に挙がる明大・上原健太投手(3年=広陵)は、明大の先輩である鹿取氏の前でブルペン投球を披露した。「リリースポイントを高くする練習方法だったり、思った以上に細かい部分まで指導していただいた」と緊張交じりに振り返る。鹿取氏は「長身で左のオーバーハンド。あまりいないタイプなので今後が楽しみ」と期待していた。