ソフトバンク神内靖投手(24)が左ひじ靱帯(じんたい)断裂の重傷で、近日中に手術を受けることが22日、明らかになった。神内はこの日、試合前の福岡ヤフードームを訪れ、王監督に経過報告を行った。

 2月の宮崎キャンプ中から左ひじの違和感を訴え、キャンプ終了後に福岡市内の病院で検査を受けた。3月2日の教育リーグ阪神戦(雁の巣)には中継ぎとして登板したが、痛みが引かず、再度、精密検査を受けた結果、左ひじ靱帯の断裂が見つかった。神内は「王監督には戦力として考えているのだから、時間がかかってもいいので、しっかり治せと言っていただいた。焦らず、完ぺきに治したいです」と前を見据えたが、今季中の戦列復帰は絶望的な状況だ。

 王監督は「報告は受けました。あとは本人にとって何が一番かを考えてね」と治療を最優先させる方針だ。