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広島完封負け、ブラウン監督ため息1敗

チャンスをものにできず完封負けしたブラウンカープ(撮影・倉掛優一)
チャンスをものにできず完封負けしたブラウンカープ(撮影・倉掛優一)

<広島0-7中日>◇13日◇広島

 11安打も放ったのに…。広島は13日、市民球場で中日に完封負け。チャンスを作りながらもあと1本が出ない。中日先発吉見を攻略できず0-7で完敗した。ブラウン監督も拙攻を嘆くしかなかった。

 試合後、報道陣に囲まれ座っているブラウン監督の足が時折小刻みに震えていた。さすがにイライラは隠せない。努めて冷静に試合を振り返ったが、言葉に怒りが込められていた。「11安打も打ったけど、9イニングにばらまいただけだった」。先発長谷川が5回5失点と乱調。それでも反撃する機会は十分にあった。安打の出なかったのは初回だけ。2回~8回までは毎回安打だ。得点圏に走者を置くこと6度、うち3度は三塁まで進めた。

 しかし、適時打が出ない。3回1死一、二塁は梵が三併。4回は無死一、二塁から前田智、シーボル、石原が凡退。9回も2死満塁のチャンスも生かせず、残塁はなんと11。「チャンスは作ったんだが、吉見が交わす投球をしたり、自分の自信のある球をストライクゾーンに投げ込んできた。すばらしかった」とブラウン監督も相手投手をたたえるしかなかった。

 うめき声は他の首脳陣からも聞こえてきた。内田打撃統括コーチは「11安打も打って、完封されるような試合じゃないね」。小早川打撃コーチも「しぶとい打撃ができなかった。11本で0点だからね」。この日は開幕カード以来の2番に梵を入れるオーダーを組んだが機能しなかった。これで今季2度目の0封負け。チーム打率2割8分9厘は12球団1位だが、「線」としてつながらない。あとひと押しで「点」になる。課題はどこまでいっても「点と線」だ。【網 孝広】

 [2008年4月14日11時45分 紙面から]


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