DH桧山でパ・リーグ倒す。阪神岡田彰布監督(50)が20日から始まるセ・パ交流戦に向けて気を引き締めた。貯金15でセ・リーグ首位を快走するが、昨年9勝14敗1分けと負け越した交流戦はターニングポイントにもなる。指名打者の一番手に代打の神様桧山を準備して乗り込む。

 「左はある程度いるけどな。桧山を(18日)先発に使ったのは交流戦用というのもある。3、4打席はいかなアカンしな。問題は右や。悩むほどおらへんけど使っていかないとな」

 1番赤星から4番金本まで、そして6番鳥谷は固定して戦える。5番起用が濃厚な指名打者には、ここまで先発出場を2試合こなしたベテラン桧山を計算している。対左腕ではフォード、今岡、桜井ら打撃不振だった右打者の復調を待つ。「西武がああなっている(抜け出している)けど、どこも同じような戦い方をしている」と相手にかかわらず、旬なオーダーを組んで臨む。