北京五輪代表メンバーだった日本ハム・ダルビッシュ有投手(22)の国内復帰登板が、9月2日ソフトバンク戦(札幌ドーム)に確定した。当初の予定通り、本拠地からラストスパートをかける。

 24日に帰国したばかりだが、25日には稲葉とともに1軍に合流。梨田監督や投手コーチ陣と、状態や調子の確認など話し合いを行った。8月中の前倒し登板も考えられたが、チームの先発順がほぼ確定しているため「無理に(ローテーションを)崩して入れるということはない」と厚沢投手コーチ。リリーフでの調整登板予定もなく、プラン通り9月2日になる。

 ダルビッシュは、久々の札幌ドーム練習に「チームに合流?

 そりゃあ、いいっすね」とニヤリ。キャッチボールなど軽めのメニューをこなし、仲間と談笑するなどリラックスした様子だった。梨田監督はエースの丸刈り姿に「かわいい感じがするね」と話し「頭さする?

 今度勝ったときにね」と口にした。

 ダルビッシュは「投げ込みの必要?

 特にないです。今は状態がいいのでそれを維持したい」と次回登板を見据えていた。シーズン中は残り5回の先発登板が見込まれる。