日本ハムのドラフト1位・大野奨太捕手(21=東洋大)が、エース攻略のカギに「合コン」を挙げた。17日、埼玉・川越市内の野球部合宿所で契約金1億円、年俸1300万円プラス出来高で仮契約。背番号は「28」に決まった。同学年の大黒柱ダルビッシュの人間性、素顔を把握するために紗栄子夫人(21)との3人での会食を熱望。「できることなら会ってみたいですね」と明かした。

 正妻奪取に不可欠になる、ダルビッシュとのバッテリー実現。その前に“本物”の妻からリサーチをかける。大学時代から投手陣と会食を共にして性格を分析し、リード面に役立ててきた。ダルビッシュは「テレビとか雑誌とかで見てあこがれていた」と近いようで、遠い存在。これまで通りの“データ”を収集する場として、3人での会食をプランの1つに掲げた。

 選手間では、イメージより気さくな人柄で知られるダルビッシュ。紗栄子夫人の前では、さらにすべてをさらけ出すため「合コン」が実現すれば効果はさらに上がる。チームメートと夫人を交えて会食することも多いだけに、可能性は十分だ。「(夫人が)長沢まさみとドラマに出ていたのを知ってます。今は結婚式のためにハワイにいるんですよね?

 」。女房役になるため“女房”の予習を、大野はすでに開始していた。【高山通史】

 [2008年12月18日9時9分

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