巨人原辰徳監督(50)が11日、今季から導入される投手の15秒ルールについて「決められたルールは守るように」と全投手に通達した。原監督の指令を受けた伊原ヘッドコーチと尾花投手総合コーチがA班の投手に、斎藤2軍投手コーチがB班の投手に通達した。
今季から導入される新ルールは、無走者時に、捕手から返球を受けてから15秒以内に投球する、というもの。各球団の主力投手からクレームが殺到しているが、ルールに厳格な原監督は「ジャイアンツの選手は、決められたルールは守るということ。とやかく言うより、できない投手はできるようにしろと話した。スポーツはルールを守った上での競技。審判には尊敬と感謝の気持ちを持つことが大事なんだよ」と話した。
試合進行のスピードアップのため導入された新ルールだが、ストライクゾーンを広げることやハーフスイングをもっと厳しくとることなど、先にやらなければいけないことがあり、確かに投手が文句を言うのも仕方がないという側面もある。しかし、原監督は「投手の気持ちも分かる。でも、問題があるルールであれば、それは連盟の方でなんとかしていくでしょう。スポーツはルールを守らないと成立しないんだから」と付け加えた。
すでにWBCの全日本チームのコーチ陣や関係者には「審判の判定には文句を言わず、従うように」と指令を出している。あまりにも不可解な判定を下されたときにクレームをつけるのは、チームの指揮を執る監督の役目。十分に理解しているからこそ、選手に「我慢しろ」という指示を発令した。「正々堂々とした勝負」をモットーにする原監督らしい指令となった。
[2009年2月12日8時25分
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