<中日2-1楽天>◇28日◇ナゴヤドーム
サヨナラ負けした楽天野村克也監督(73)が、湿りっぱなしの打線にボヤき通した。「(0行進の)楽天まんじゅうが生産過多になってきたな」と話した後、やり玉に挙がったのは中村紀。9回1死満塁から放ったボテボテの遊ゴロに「チャンスであの程度の打撃では寂しいね。内村の好走塁で同点にはなったけど。外野フライで1点というところで、1球目から何でもかんでも打ちにいっちゃな」とチクリ。前日27日には決勝打を放ったベテランが、一転ボヤキの標的となってしまった。
納得いかないのは打席での力みだ。逆転機でのフルスイングに「投げるのも打つのも、ポイントは力の抜き方。二流ほど力を入れるんだよ」と解説した。さらには「おれが50年野球を見てきて、右の最強打者は落合。どこに力が入ってるのって感じ。それでも打球は飛ぶんだよ」と、敵将まで例に出して力説した。締めには「考えて工夫することをやってこなかったツケだよ」。ボヤキは期待の裏返しとばかりに、身ぶり手ぶりを交え打撃論を熱弁し続けていた。【小松正明】
[2009年5月29日7時37分
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