<阪神5-4横浜>◇28日◇甲子園

 横浜村田修一内野手(28)の通算200号も悔しい空砲となった。1回1死一、三塁でシュートを左翼席へ先制20号3ラン。プロ7年目で早くも200発の日本人7人目の選手となったが、延長でサヨナラ負けを喫した。「(200号は)通過点です。あれ(勝ちパターン)で勝てなかったら力不足」と無念さをにじませていた。

 恐怖心に打ち勝っていた。前半戦最終戦は左脇腹に違和感を訴え欠場。「(2年)前に脇腹を痛めた後、なかなか本塁打が打てなかったので今回もしばらくは打てないと思っていました」と言うが、復帰戦でのメモリアルアーチ。怖がらないおとこ気が記録を積み上げていく。

 [2009年7月29日9時30分

 紙面から]ソーシャルブックマーク