<ヤクルト5-2横浜>◇25日◇神宮
ヤクルト館山昌平投手(28)は三塁線への鋭い当たりが併殺打となったのを確認すると、ホッと息をはき、グラブをポンとたたいた。約1カ月ぶりの白星はハーラートップタイの15勝目だったが、何よりも本拠地神宮での連敗を10で止め、CS争いに踏みとどまる貴重な1勝だった。「ほっとしてます。最多勝?
それはどうでもいい。何とか3位に入りたい」。ここまでくれば、何がなんでもCSに進出することしか頭になかった。
8月21日の巨人戦で勝って以来、チームは神宮で勝てていなかった。10連敗を喫した巨人戦では暴動まで起きかけた。チームリーダーの宮本さえも「一瞬、ビジターの方が気が楽かなって思うほどだった」と言うほど、本拠地での連敗はキツかった。それだけに、この日は負けるわけにはいかなかった。
96年7月以来の3連続完投勝ちで弾みをつけた。右翼席にボールを投げ込んだ高田監督に向けて「頑張れ高田」コールが起きた。長い低迷を抜け、ヤクルトに復活の兆しが見えた。「連敗が止まった時に、まだ神宮の10連敗が残ってますって言われて、がくっときたけど、悪い記録はもうないだろ」。高田監督の口調にも威勢の良さが戻って来た。【竹内智信】
[2009年9月26日8時39分
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