2年連続最下位の結果に終わった横浜が、新外国人2選手の獲得へ最終交渉に入っていることが21日、分かった。今季パイレーツ傘下の3Aインディアナポリスで活躍したクリス・ブーチェック投手(31)を守護神候補として迎え入れる意向で、すでに条件提示を終えて返答を待っている段階。また、今季台湾プロ野球の統一でプレーしたホセ・カスティーヨ内野手(28)にも条件提示しており、近日中に返事が得られる見込みだ。

 ブーチェックは今季、メジャーで13試合の登板に終わったが、3Aでは40試合3勝2敗、防御率3・38の成績を残した。一方のベネズエラ出身のカスティーヨは04年から08年までパイレーツ、ジャイアンツ、アストロズに所属し、メジャー5年で592試合に出場し、打率2割5分4厘、39本塁打を放っている。今季は台湾で73試合に出場し、3割1分4厘。横浜はセンターラインの強化を図っており、藤田、石川の2人を遊撃で争わせ、カスティーヨを二塁で起用する構想を描いている。

 [2009年11月22日8時6分

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