ソフトバンクの先発ローテサバイバルが本格化する。20日の紅白戦で大隣憲司投手(25)が先発予定。杉内、和田、ホールトンに続く4人目の当確を狙う。19日大隣は休日返上で練習。生目の杜運動公園の室内練習場で約1時間半、キャッチボールなどで汗を流した。「結果も内容も(首脳陣に)大丈夫だと思ってもらえるような投球をしたい」と意気込んだ。

 先発4番手の最右翼の大隣だが、うかうかもできない。21日の巨人戦では高橋秀と藤岡が2人で7イニングを登板予定。この日、休日返上でブルペン入りし87球を投じた高橋秀は「状態はいい」。同じくキャッチボールを行った藤岡も「今の自分のベストを出す」と、どちらも気合十分だ。

 また22日の斗山ベアーズ戦に登板予定の神内も、3イニングを1安打投球した16日の紅白戦同様のアピールを狙う。18日の練習試合では巽と岩崎が好投、不本意だった大場も逆襲に燃える。残り3枚のローテ切符をかけたバトルも佳境だ。

 [2010年2月20日11時34分

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