左脇腹肉離れで離脱していたヤクルト相川亮二捕手(33)が16日、1軍に合流した。松山・坊っちゃんスタジアムで行われた全体練習に参加し、17日からの巨人戦に向けて備えた。ここ2試合スタメンマスクをかぶった2年目の中村の活躍もテレビで見ていたといい「若いのが頑張っているんで、負けていられない。いらないと思われたら終わりだと、危機感を持ってやっています」と、決死の覚悟を見せた。巨人戦を前に帰ってきた主戦捕手に対し、高田監督も「他のキャッチャーも頑張ってるけど、キャッチャーというポジションを考えたら、彼がいるのといないのとでは違う」と信頼感を口にした。相川の復帰を追い風に、開幕カードで勝ち越した戦いぶりを再現したいところだ。

 [2010年4月17日8時50分

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