巨人亀井義行外野手(27)が28日、中日5回戦(ナゴヤドーム)で左ひじを負傷し、名古屋市内の病院でCT、MRI(磁気共鳴画像装置)などの検査を受け左ひじ関節挫傷と診断された。29日以降の状態をみて決めるが、出場選手登録を抹消される可能性が高い。

 同外野手は、4回途中から中堅守備で出場。5回、二塁走者として脇谷の中前打で本塁生還した際のクロスプレーで痛めた。6回裏の守備までプレーしたが、7回表に代打を送られ交代。病院へ直行した。検査を終え深夜0時近く、同市内の選手宿舎に戻った。左腕をつった状態で「これから原監督と話をします。痛みはあります」と険しい表情だった。代わりに、2軍から矢野謙次外野手(29)と工藤隆人外野手(29)が29日、名古屋入りする。

 巨人は上半身の張りで内海哲也投手(28)が、左足太もも裏筋膜炎で松本哲也外野手(25)が、それぞれ出場選手登録を抹消されている。相次いで主力選手に故障者が出る事態となった。

 [2010年4月29日7時47分

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