<横浜0-10ヤクルト>◇29日◇那覇
ヤクルト村中恭兵投手(22)が8回無失点で5勝目を挙げた。沖縄では球団初勝利。初完封も見えたが112球でマウンドを降りた。はにかみ屋で苦手なお立ち台にも、この日は「熱い応援ありがとうございます。みなさん、早く帰って、今度は日本代表を応援しましょう」と気の利いた言葉で沸かせた。
スタミナ切れを起こさなかった。8回、この日最後の1球となった村田を三振に仕留めた速球は149キロ。途中、相川から励まされながらテンポよく投げることを心がけた。「汗でびしょびしょでアンダーシャツが足りなくなった」という高温多湿の環境下でも、リズムを崩さなかった。
打席でも光った。5回には2死から四球を選び、チャンスをつくった。初適時打も放つなど、暑さに苦しむ相手投手陣にとって嫌な存在になってみせた。「相手も暑い。球数を1球でも多く投げさせようと思いました」。したたかな姿勢が勝利に結びついた。6月首位で、気がつけば4位広島に0・5差と迫った。
[2010年6月30日8時7分
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