<阪神5-7巨人>◇28日◇甲子園

 阪神ジェイソン・スタンリッジ投手(31)の乱調に、城島健司捕手(34)も首をかしげた。「ボール自体は悪くなかったけど、今日は投げ急いでいた。何度も『間を取れ』と言ったけど、リズムをつくる前に打たれてしまった」。自身も3試合ぶりの無安打で、打率は5日広島戦(マツダ)以来17試合ぶりに3割を切った。だが痛恨の黒星にも、懸命に前を向いた。「僕らは(優勝目指して)行かなきゃいけない。対巨人どうこうの状況じゃない。可能性がある限り、チームメートを信じて最後まで戦って行きたい」。熱い口調でネバーギブアップを誓った。

 [2010年9月29日11時16分

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