マエケン×マネケン=大ヒット!?

 広島の本拠地マツダスタジアムで、投手3冠に輝いた広島前田健太投手(22)のフードメニューとして「3冠王仕様」が検討されていることが22日、分かった。あくまで発案段階だが、浮上したのがベルギーワッフルを製造するローゼン社(本社・大阪府)の「マネケン」との協力だ。

 同球場で飲食管理を行うエームサービスの担当者は「お子様のファンも多いですから、新しくスイーツなどの甘いメニューを作れればいいなと思っています」と説明した。

 同社は日本で初めてベルギーワッフルを焼いた本家で96年以降のブームを巻き起こした。マエケンと直接的な縁はないが読み方が似ていて、広島ファンに親近感のある商品名なのは間違いない。今後、具体的な協力関係を模索する。同社担当者も「広島ファンの皆様に喜んでいただけるなら、前向きに検討させていただきます」と話した。

 今季、球場では前田健がプロデュースした、たこ焼き入りの「まえけんたこせん」(400円)が選手メニューでトップクラスの売上数を誇った。子どもや若い女性にも大人気のマエケンだけに、新メニューが楽しい話題を呼びそうだ。

 [2010年12月23日11時29分

 紙面から]ソーシャルブックマーク