ロッテに3位指名で入団する小林敦投手(24=七十七銀行)が静岡市の母校東海大翔洋中を訪問。野球部の後輩たちにロッテを退団する小林宏から受け継いだ「背番号41」のユニホームを披露した。

 東海大一中(現翔洋中)-東海大相模(神奈川)-東海大と歩んだ右腕にとって、なじみのある縦じまのユニホーム。縦じまに身を包んだ後輩たちの姿に目を細め「縁がありますね」とニッコリ。

 後輩たちから中学時代にやるべきことを問われると「勉強もしっかりやって、食事もしっかりとって、故障しない体をつくってほしい」とアドバイスした。恩師の望月幹郎部長、弓桁義雄監督からは小学校の時は剣道で将来が有望視され、県の剣道協会から「野球はやらせないでほしい」と懇願されたエピソードが披露された。弓桁監督は「その当時から打者との間合いの取り方がうまかった」と振り返った。

 小林は来年1月10日からさいたま市で行われる新人合同自主トレに参加する。

 [2010年12月30日12時14分

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