朴ちゃんフィーバーだ。沖縄・宮古島のオリックスキャンプで1日、韓国メディア6社が取材に押し寄せた。メジャー124勝の朴賛浩投手(37=パイレーツ)がお目当てで、施設内を大移動。日韓通算468発の李承■内野手(34=巨人)もバント練習だけでカメラに取り囲まれた。大西広報部長が急きょ、韓国メディア専属班として現場を取り仕切った。

 日韓合わせメディア65人による朴のインタビューは韓国向け、日本向けの2度、行われた。「メディアが多く来てくれて、私が野茂英雄や松坂大輔になった気分」。知っている日本語を聞かれ「奥さん(在日3世の梨恵夫人)に使っている言葉しか思いつかないけど、『愛してます』かな」と報道陣を笑わせた。

 背番号「61」を譲渡してくれた伊藤には韓流スター、リュ・シウォンのブランド「EXR

 TEAM106」のニット帽とジャケットをプレゼントした。この日なかったブルペン入りも控え、今後も韓国メディアの取材は増える見込みだ。【押谷謙爾】※■は火へんに華

 [2011年2月2日9時54分

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