ソフトバンクにFA加入した内川聖一内野手(28)が、ユニークな練習を披露した。室内練習場でティー打撃を行った際、2つの独自の練習法でバットを振り込んだ。

 1つ目は、両手で握ったバットを剣道の竹刀を持つように体の正面に構え、手首を固定してバットの先を8の字に動かしてからのスイングするというもの。「横浜時代からやってる練習です。バットが下から出にくくなるんです」と説明した。

 2つ目はワンバウンドでのティー打撃。通常はノーバウンドのトスを、あえてワンバウンドで投げてもらった。「普通のトスだと、いつも同じタイミングになってしまう。ワンバウンドさせればタイミングも変わるし、それでブレずに打てればいい。試合ではタイミングを外されることもありますから」と話した。

 新天地でも打棒をいかんなく発揮するため、ヒットマンが第1クールから意識の高い練習を行っている。

 [2011年2月3日10時47分

 紙面から]ソーシャルブックマーク