広島前田健太投手(22)はカーブを投げて、速球の球威アップを図る。7日は沖縄キャンプに入って2度目のブルペン投球。立ち投げでの30球のうち、22球目から3球カーブを織り交ぜた。ブルペンで変化球を投じるのは今季初めて。「カーブを投げると真っすぐが良くなるんです。結構、縦の回転なので。ゆったりした腕の振りをしないと投げられないし、そういう投げ方をすると真っすぐが良くなる」。右腕を縦に振るイメージを染み込ませることで、速球を投じる際の腕のしなりも出てくる。独自の調整法で着実に調子を高めていく。

 [2011年2月8日10時48分

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