<西武7-4楽天>◇24日◇県営大宮

 与四死球11で勝てるわけがなかった。楽天は2点リードの9回1死、抑えライアン・スパイアー投手(31)が栗山に四球。続くフェルナンデスに同点2ランされた。ここから死球、送った後、四球、最後は浅村にとどめを刺された。5回から守備を固め、最終回は捕手も中谷にチェンジ。万策打つも今季初のサヨナラ負けは、ダメージも大きい。星野仙一監督(64)は「同じことの繰り返し。誰を出しても一緒。ホームランバッターの直前に四球。勉強していない。クビになってから初めて分かるんだ」と一気に並べた。