腰痛で離脱中の日本ハム大野奨太捕手(24)が「突貫調整」でCSへ乗り込むことになった。オフの20日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で練習を再開。13日ソフトバンク戦で腰の張りを訴えて途中交代し、経過観察してきた。今日21日に秋季教育リーグ出場のため宮崎入りする予定だったが、大事をとって見送りを決定。最大2試合程度の実戦調整で本番に臨む。

 この日は福島チーフトレーナーを伴い、キャッチボール、打撃練習などを行い負傷部分をチェックした。大野は「セーブをしながらやっていく。一気に(再悪化へ)いかないように」と慎重に照準を合わせる考え。大舞台に間に合うことを最優先に、当面は鎌ケ谷を拠点に再起を図る。