西武が来季の守備走塁コーチとして、中日を今季限りで退団する奈良原浩野手コーチ(43)を招聘(しょうへい)することが5日、分かった。同じくOBで、楽天編成部スカウト担当の杉本正氏(52)を投手部門で、楽天で打撃コーチなどを務めた安部理氏(48)を打撃部門で入閣させる。

 統一球元年の今季、守り重視の細かい野球を目指したチームは勝負どころでのミスが目立ち、低迷を招く一因となった。奈良原氏は黄金期を支えた守備の名手。バントなど課題とする緻密な野球を基本からたたき込む。杉本氏は通算81勝を挙げた左腕で、コーチとしては01年以来の西武復帰となる。勝負強い打撃が持ち味だった安部氏は、若手育成も期待される。

 渡辺監督は来季続投が決まっているが、土井ヘッド兼打撃コーチも留任する。新加入コーチと1、2軍の配置転換などで“血の入れ替え”を行い、新内閣でV奪回を目指す。