広島の大野屋内総合練習場(廿日市市)の人工芝への張り替えが21日までに完了し、28日に初めて本格的に練習使用された。2軍数人が打撃練習やキャッチボールなどで感触を確かめた。それまでの黒土では守備練習で問題が生じるなど選手会の強い要望で、選手不在のキャンプ中に改修が実現。関係者によると広さ約2000平方メートルの張り替え総工費は約3000万円。神宮球場と同じ材質で約6センチの芝にゴムチップ+目砂を4センチ分敷き詰めクッション性も抜群。内田2軍監督は「打撃面では球が見やすくなり、汚れない。今まで以上に多目的な練習が可能になる。ストレッチなど使い道は多い」と話した。