虎狩りで不動の中継ぎ左腕じゃ!
西武からトレード移籍してきた広島江草仁貴投手(31)が19日、古巣阪神に挑戦状をたたきつけた。明日21日のオープン戦阪神戦(京セラドーム大阪)でデビュー予定。左打者の鳥谷敬内野手(30)を名指しし「年下だから、打たれたくない」と意気込んだ。この日、1軍に合流しマツダスタジアムで行われた全体練習に参加した。
新たなユニホームに身を包んだ左腕の心は、すっかり赤く染まっていた。1軍に合流した江草は、さっそく対戦が実現する古巣阪神への思いを語った。
江草
出すんじゃなかったと、後悔させてやりたいです。(阪神打線は)一番試合を見ているから。打者の特徴は分かる。1、2年で変わっていると思うので、逆にそこを探した。そこ(左打者)は抑えたい。鳥谷には打たれたくない。年下ですから。
9年過ごした阪神から、昨季途中に西武に移籍。そこから、1年足らずでセ・リーグに復帰した。トレード決定後は久保田、安藤らに報告し、後輩の筒井からは“歓迎”のメールが届いた。だが、今度は仲間ではない。昨季も1度、古巣と対戦している。西武移籍直後、6月12日の西武ドーム。7回1死満塁から登場し、ブラゼルに初球を右翼へ犠飛を打たれたが、移籍後初ホールドを記録した。求められる仕事は変わらない。左のワンポイントだ。
10日ぶりの登板となった、前日18日の教育リーグ・オリックス戦(由宇)で、1回無安打無失点と上々の投球。この日、不振の岩見と入れ替わり1軍に合流した。周りの顔ぶれを見た31歳の左腕は、驚きを隠せなかった。
江草
(チームに)年上が少ないのでビックリ。すごい年が離れている後輩がいて、どう接して良いのか。西武も若いと思ったけど、断トツ若い。初めての経験で戸惑っています。
20代で大半が構成される投手陣では、いきなり最年長となった。慣れない立場となったが、通算297試合に登板してきた経験は武器。首脳陣も大人の投球に期待を寄せる。
大野投手チーフコーチ
度胸とか、投げっぷりとか、若い人にはないものがある。経験を生かして、若い人に影響を与える選手になって欲しい。
今日20日はマツダスタジアムで練習に参加し、21日のオープン戦阪神戦(京セラドーム)でデビューする予定。積み上げてきた経験を、まずは古巣にぶつける。【鎌田真一郎】



