<オリックス6-0阪神>◇22日◇京セラドーム大阪

 阪神ランディ・メッセンジャー投手(30)は実戦感覚の狂いが響いた。制球に苦しみながら5回まで無失点。崩れたのは6回だ。2四球などで1死満塁のピンチを招くと、川端に初球フォークを完璧にとらえられ、左翼へプロ1号となる先制の満塁弾を浴びた。6回4失点で今季3敗目。「だいぶ登板間隔があいた分、試合に入っていけなかった。初登板みたいな感覚になってしまった。(川端は)真っすぐを待っていて、タイミングをずらしたけど、芯に当たって持って行かれた」。13日DeNA戦(横浜)以来、中8日での先発。疲労を軽減しながらの調整が裏目に出てしまった。