楽天と契約合意に達したメジャー通算434本塁打の超大物選手、アンドリュー・ジョーンズ外野手(35=ヤンキース)が、日本でプレーできる喜びを語った。

 「ワクワクしているの一言だね。新たなスタートが切れる。何よりも、毎日試合に出られることが待ちきれない。残念ながら、最近5シーズンは控え選手に甘んじなければならなかった。十分な打席数も得られず、思った成績も残せない。ジレンマとの闘いだったんだ。年間500打席立つペースで出場すれば、必ず結果を残す自信がある。打率にせよ、本塁打にせよ、試合に出続けることで生まれるリズムが大事。守備も一緒だ。出場機会を求める自分に、楽天は熱心に声を掛けてくれたんだ。日本には、日米野球で3度行ったことがある。仙台でプレーできるのが楽しみだ」。※9日付日刊スポーツ紙面に電話インタビュー詳細

 ◆アンドリュー・ジョーンズ

 1977年4月23日生まれ、カリブ海に浮かぶオランダ領アンティル(自治領)のキュラソー島出身。93年にブレーブスと契約。96年8月にブ軍史上4番目に若い19歳3カ月と23日で初昇格。C・ジョーンズ三塁手がチームに在籍し、区別のため「A・ジョーンズ」の名で親しまれた。11歳のリトルリーグ時代と、98年、06年日米野球と計3度の来日歴がある。185センチ、101キロ。右投げ右打ち。家族は夫人と1男1女。今季年俸は200万ドル(約1億6000万円)。