1億円プレーヤーへの道は厳しい!?

 日本ハム陽岱鋼外野手(25)が19日、札幌市内の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、前回提示と同じ4600万増の9200万円(金額は推定)でサインした。希望額とみられる1億円の大台には届かなかったが「まだ、そういう選手じゃなかったなと感じた。あと少しですから…。練習でも試合でも、悪い部分を見つけて修正していきたい」と、照準を定めた。

 来季からは、背番号1を付ける。撮影用に背番号1のユニホームを着る自身の合成写真を手渡され「違和感ない」と大喜び。「自分なりの1番になりたい。新庄さん、(森本)稀哲さん(DeNA)にかぶらないような新しい1番に」と、ファンサービス抜群だった先代2人の魂を受け継ぎつつ、自分色に染める。狙う打順も1番で「背番号も1。1番は僕のもの」と、誰にも譲る気はない。

 WBCの有力な台湾代表候補で「出場したいし、国のために貢献したいと思っている」と意欲満々だった。【中島宙恵】