ソフトバンクのドラフト1位東浜巨投手(22)が18日楽天戦に、背水調整で臨む。亜大時代から先発前日にブルペン投球をしてきた。今回は「2日前にブルペンで球数を多めにしようと思います」と変更する。デビュー戦となった11日オリックス戦の前日も50球を投げ、結果は満塁弾を浴びるなど4回持たず6失点KOだった。

 登板翌日に「力みすぎてかなり体が張っていた」と疲労度が高かった。今回はブルペン入りする回数自体を1度だけに抑えた。球数を投げて修正するタイプだが、先発前日では100球を超せない。「ブルペンで納得できなくても前日にキャッチボールで(相手を)座らせればいい」と2日前ブルペンから逆算した。

 15日はKスタ宮城でダッシュや体幹トレーニング、キャッチボールを行った。満開の桜に「沖縄と2カ月違いますね」と笑顔。炎上の失敗は繰り返さない。