左膝痛で出場選手登録を抹消されている阪神福留孝介外野手(36)が10日、甲子園の屋内施設でリハビリを開始した。当面は患部の痛みを取ることを最優先し、治療に専念する。電気治療、アイシングを終え、見通しを語った。
「最短で復帰できれば、それがベストですけど、無理して、また(再発)というのもいけない」
最短10日間での復帰より完治を優先させる方針。14日からセ・パ交流戦が始まるが、指名打者での戦列復帰もイメージしていないという。
「DHがどうというのは僕の頭の中ではない。もちろん、監督、コーチが決めることですが、僕としては自分が守ってというのがスタートだと思うので。チームの状態がいいというのが救いです」
復帰は先発出場できる状態で、というのが首脳陣と本人の共通認識のようだ。主軸として責任も感じているが、チームの勝利がそれを和らげてくれている。
痛みがなくなり次第、打撃など野球の動きを再開する予定。復帰のメドは、ダッシュができるかどうかになりそうだ。
「ひねったというか(打撃の)一連の動作の中なので、僕自身もはっきりとは分からない」
権田トレーナーは「日常歩行ができているので、重症とはとらえられないかな」と長期化は否定したが、膝の故障は、初めての経験でもある。福留は、着実に復帰への階段を上がるつもりだ。【鈴木忠平】




