巨人原辰徳監督(54)がAKBの総選挙システムに注目した。7日、ジャイアンツ球場で練習を見守った原監督は、今日8日に行われるAKB総選挙について「世の中の一大行事のひとつになっている。この時期の風物詩。すごいな」と認めた上で、その手法を球界の発展のために生かせないか考えた。

 CD1枚購入につき、1票の投票権が得られるAKBの総選挙の制度に着目し「オールスターの投票もそういう感じになったらすごいな。何かを買ってもらって。1票が重いよな。それで1位になったら、選手は涙を流して喜ぶかもしれない」とした。

 今の制度で起こり得る、偏った組織票も防げるかもしれない。そして何より「その売り上げが義援金になればな」と原監督。AKBの総選挙をヒントに、球界発展に向けた私案が膨らんだ。