虎にロックオン!

 巨人が「打倒阪神」ローテーションを編成する。10日、川崎市内のジャイアンツ球場で投手練習を行った。川口投手総合コーチは「阪神戦を逆算して考えれば分かるでしょ。そこが大事なんだから」と、早くも交流戦明けの先発ローテについて言及。「一番調子がいい投手をぶつける。向こうは能見、榎田をあててくるでしょうからね」と、ニヤリと笑った。

 ゲーム差0・5でマッチレースを繰り広げている阪神は、言うまでもなく永遠のライバル。首位と3位広島は9・5ゲーム差で、ヤクルトの自力Vが消滅したことも加味すれば、ペナントレースは阪神との一騎打ちと化してきた。今季ここまでの阪神戦は能見、榎田、スタンリッジに屈し、2勝6敗1分け。直近の東京ドームでは、本拠地3連敗と苦戦が続いている。

 7月2日のカード初戦に指名されるのは、明日12日オリックス戦で先発する杉内俊哉投手(32)が濃厚。前回登板の西武戦(3日)は6回3失点で自身5戦ぶりの勝利を挙げ調子は上向きに転じている。チームの連敗を5で止めた左腕は「今は状態はいいと思う。勝ちがつけば先発は乗っていくものですからね」。この日のブルペン投球の内容にも手応えを示した。

 日程的には次回の阪神戦は、交流戦明けの4カード目の7月2日から。25日の広島3連戦から中6日で回ることになる。2年連続の交流戦Vを諦めたわけでない。ただ、宿敵撃破の準備は、着々と進んでいる。【為田聡史】