阪神西岡剛内野手(28)が11日、交流戦優勝へ意欲を見せた。鳴尾浜球場での練習後、残り4試合にかかる初Vへ「それしかない」と力強く言い切った。開幕からトップバッターとしてチームを引っ張り続けている西岡は、この日もフリー打撃などで汗を流した。打率2割9分1厘、1本塁打、16打点、5盗塁。その数字以上に西岡が出塁すれば、打線が活気づくというパワーを持っている。

 「交流戦優勝というモチベーションがある中で、残り4試合戦えるのはいいことです」

 現在、首位ソフトバンクとは2ゲーム差の4位タイ。逆転優勝は、上位陣の結果次第だけに、阪神は残り4戦全勝を目指すしかない。そんな逆境が西岡を燃えさせるのだろう。開幕からトップギアで飛ばしてきたため、疲労もある。足に不安を抱えてもいる。ただ、目前にある目標がリードオフマンをグラウンドへと駆り立てる。

 練習後は日本復帰後、初めてとなる札幌ドームでのプレーに備えて、空路で北海道入りした。わずかな可能性でもあきらめない。切り込み隊長のそんな気概に引っ張られて、和田阪神が交流戦最後の4試合へと向かう。【鈴木忠平】