日本ハム大谷翔平投手(18)が、二刀流を封印する。今日15日の広島戦(札幌ドーム)では、野手としての出場が見込まれる。対戦相手は18日に登板する広島打線でもあり、守りながら投手として“予習”することも可能だが、「まずは野手でしっかりやりたい」と、“雑念”はシャットアウト。打者として一刀流に専念するつもりだ。14日は札幌ドームで行われた全体練習に参加し、ブルペンで81球を投げた。
見据えているのは、目の前の一戦の勝利だけ。二刀流ルーキー大谷が、今日15日の広島戦(札幌ドーム)では、二本目の刀を置く。18日に行われる同戦(マツダ)の先発登板が決まっており、相手打線の特徴や対策は、右翼の守備位置からでも“予習”することができる。だが「打者の傾向を見て守備位置に就いたりはしているけど、打つときは打つとき、守るときは守るとき、まずは野手でしっかりやりたい」と、投手・大谷目線で試合に入ることはしない。
打者としては22試合の出場にとどまりながら、打率3割3分3厘、10二塁打と非凡な才能を発揮。野手として出場する際は、その打力に期待がかかっていることを理解している。この日の練習ではブルペンに入り81球を投げたが「ピッチングをした次の日が大事だと思う。そこで(打撃で)結果が出せれば、(二刀流の負担は)関係ないんだとなる」。両方をこなしてはいても、頭の中ではしっかりと切り離して考えているのだ。
相手は「日本を代表するすばらしい投手」と話す前田健。それでも大谷は西武岸、ソフトバンク摂津ら各球団のエースを打ってきた。「(エースが相手だと)得点があまりできないかもしれない。チャンスをしっかりとものにできるように、準備はしています」。スタメン出場では2戦連続複数安打中。好調なバットでチームを波に乗せ、3日後には、投手・大谷がそれに続く。【本間翼】



